top of page
いきるメイン画像.jpg
根来2.PNG.png

生きる

 

人は生きていく中で、

様々な人に出会って世界が広がったり、

環境の変化によって新しい自分になれたり、

新しい夢が出来て新しい希望が生まれるなど、

素晴らしいことが沢山あります。

衣着る

 

人は衣服を着て生きる唯一の生き物です。

私たちはファッションを通しても、

新しい自分を発見し、

表現していくことができます。

​コンセプト

​いきる

私たちは、人が(生きて・衣着て)いくうえで

最も重要となることは何か、を考えた。

その答えは、他者との繋がりである。

理由は、自分以外の誰かがいることで自分の内側から

様々な感情が生まれたり、自分以外の誰かがいるから

何かを頑張りたいと思ったりするからだ。

全ては”人との繋がり”が

私たちの(生きる・衣着る)原動力となっている。

​・

​テーマ

​・

 

​人との繋がり

”人との繋がり”を形で表現するために、

一枚の布から様々な形が生まれたり

布どうしが偶然的な出会いをする、

ドレーピング技法を活用して制作を行った。

※ドレーピング技法とは、

はじめに平面製図をせずに

ボディ(人体模型)に直接布を当てながら

形を作っていく制作技法。

次に、そのドレーピング技法をどのような

インスピレーションをもとに形作っていくか、

を3つ決めた。

コブをウエストに沿うようにつけ、

裾に向かってフレアを出し、

柔らかい印象にすることで、

人同士が寄り添い和んでいく様子を表現。

​① 6つのキーワード

“人との繋がり”が生まれる

キーワードを順に6つあげた。

なごむ

めぐる

であう

​あつまる

まもる

むすぶ

これは

人との繋がりが巡り

新たな人に出会う

たくさんの人に出会うことで人が集まり

人と人とが結ばれ

互いに守り合うことで

私たちの気持ちが和んでいく

という人との繋がりの循環を表している。

​② 凹凸
③ マフラー

手編みの大きなマフラーで6体を包むことで、

周りの人々と支え合い共存しながら、

少しずつ成長していくことを表現した。

IMG_3699.PNG
素材

テキスタイルは、自由に(生きて・衣着て)

ほしいという想いから、柔軟なニットの

肌になじむウール素材のものを使用。

カラーはいきる力強さを感じられるような

深い赤色をメインにした。

IMG_3769.JPG
うる3.png
うる1.png
IMG_3699.PNG
​デザイン画

​front 

35CE6A0D-6015-4DA2-966F-779C125EF94F.PNG
根来3.PNG.png
D7C3C417-8A03-45A0-89BE-8D36C487F78A.PNG
F695F92B-4065-4C3B-8D84-555426631755.PNG
うる4.png
うる2png.png

​back

9DF576C3-1ACB-41CF-BA1E-9A6086E6E285.PNG
E5FA38FD-F067-49B8-B930-0CAEECAF4CE6.PNG
F7E3227E-E9E4-41CC-BE81-AE812B54E789.PNG
DB43F5AB-17FF-4DE1-B631-DBA0C5E0F681.PNG
IMG_3699.PNG
​制作工程

❶ 2分の1トワル

...6つのキーワードをもとに

2分の1サイズのボディを使って

ドレーピングを行い、

大枠のデザインを決めた。

IMG_3430.JPG
IMG_3436.JPG
IMG_3429.JPG

❷ 実寸トワル

...2分の1サイズで出来たパターンを

CADで2倍に拡大し、

実寸トワルでのシルエットや

形、丈感の修正をした。

❸裁断・縫製

❹ マフラーの手編み

IMG_3688.jpg
IMG_3687.jpg
IMG_3686.jpg
IMG_3699.PNG
​デザイン&制作物
めぐる
うる3.png

​全身をめぐるようなデザインで、

自由にのびのびと生きて欲しいという

想いを込めて、

 

動いたときにたっぷりと

広がるように布地を使用。

うる4.png

フィットする部分と大きく広がる部分の

差をつけるため、パーツを細かく分け

シルエット作りに力を入れた。

そして背中の大きなコブ部分から

なめらかにフィットしたウエスト部分で

人生の波を表現。

pattern

IMG_15985.png
IMG_15982.png
IMG_15986.png
IMG_15987.png
IMG_15984.png
IMG_15981.png
pu1.jpg
pu3.jpg
pu2.jpg

pattern

IMG_159712.png
IMG_15910.png
IMG_15977.png
IMG_15976.png
IMG_1597.png
IMG_15973.png
IMG_15972.png
であう

自由に道を切り開いて生きるという

想いを込めてパンツスタイルにし、

アシンメトリーのデザインにした。

うる2png.png
うる1.png

また布地を引き寄せることやねじることで

偶然的な出会いを表現し、

 

その中で高い山が現れるが

乗り越えていく様子を表現。

pu4.jpg
pu5.jpg
pu8.jpg
あつまる

pattern

IMG_1601.PNG
IMG_15991.png
E11F90E4-55AC-40EA-A47F-7C884B0971F6.PNG
9DF576C3-1ACB-41CF-BA1E-9A6086E6E285.PNG
IMG_16013.png
IMG_1602.png
IMG_16011.png
IMG_15992.png

 

人がひとつの場所に向かって

集まることをイメージし、

布が寄せられて

一点に集まっているようなデザイン。

後ろ身頃は、コブに向かって布が

集まっているように見えるよう、

タックを様々な方向から入れた。

また、前見頃から後ろ身頃まで

布が自然に広がっていくように

デザインした。

pn1.jpg
pn2.jpg
pn3.jpg

pattern

むすぶ
IMG_16001.png
IMG_16002.png
IMG_16005.png
IMG_16003.png
IMG_16004.png
E5FA38FD-F067-49B8-B930-0CAEECAF4CE6.PNG

たくさんの細い布どうしが

結ばれていくことで、

すべてが繋がって、一つの形に

なっていることを表現。

35CE6A0D-6015-4DA2-966F-779C125EF94F.PNG

布を、長く、たくさん垂らすことで、

歩いたときに動きが出るような

デザインにした。

布が垂れている方向に向かって

本体のスカート部分も長くし、

左側に重心をおいた

アシンメトリーなデザインにした。

pn4.jpg
pn6.jpg
pn5.jpg

pattern

まもる
IMG_35961.png
IMG_35962.png
IMG_35964.png
IMG_35963.png
F7E3227E-E9E4-41CC-BE81-AE812B54E789.PNG
D7C3C417-8A03-45A0-89BE-8D36C487F78A.PNG

大切な人を守ることを表すため、

子供をおんぶする様子をイメージして、

後ろにコブを入れた。

自分自身を守れなければ

誰かを守ることも出来ない

胸元に布を垂らすことで

自分自身を守ることを表現。

ps3.jpg
ps1.jpg
ps2.jpg

pattern

 なごむ
EA2676C7-9F03-48A0-9DE4-AE5280E604A6.PNG
IMG_1646.PNG
IMG_1647.PNG
65DD2ABD-6A48-4487-9CB0-DB60484CC463.PNG
0570A192-957F-492F-BE31-49590A734956.PNG
49DBB2B0-32BB-4D7D-A2D0-0A1C0CACA376.PNG
9B6E944B-46D8-4191-897A-6127B9D179B0.PNG
2C84651E-0401-4C86-A57C-650C0A263F89.PNG
0A5A7347-17CE-4246-B053-8E49FBA0840A.PNG
IMG_1648.PNG
2845B023-3EA5-449F-9316-FD59964CDEE1.PNG
3D765C62-FB24-404F-9EDC-EDD5E22955B3.PNG
DB43F5AB-17FF-4DE1-B631-DBA0C5E0F681.PNG
F695F92B-4065-4C3B-8D84-555426631755.PNG

後ろは、スカート部分から肩までが

繋がっているデザインにし、

人との繋がりを表現した。

コブをウエストに沿うようにつけ、

裾に向かってフレアを出し、

柔らかい印象にすることで、

人が寄り添い和んでいく様子を表現。

ps6.jpg
ps7 2.jpg
ps7.jpg
IMG_3699.PNG
look
all3.jpg
IMG_9976.JPG
IMG_1474.JPG

BFRのテーマであるZOKUを”続く”のゾクと捉え、

自らが(生き・衣着)続けることで感じられる様々なことを形で表現するため、

改めていきるとは何なのか?なぜいき続けるのか?ということを深く考え、

その答えを作品に落とし込むことが出来た。

 

この作品を見てくださった方に、人の(生きる・衣着る)力強さやエネルギーを感じ、

改めて自身のいきる理由や希望、人との繋がりを

考える機会にしていただきたい。

IMG_3699.PNG

考察

designer
ポートフォリオ 写真 根来愛.jpg
ポートフォリオ 写真 山下.jpg

アパレル造形デザイン科3年

ポートフォリオ 写真 ウルワシ.jpg

​根来 愛 

山下 紗季

 

雲類鷲 巴菜

 

bottom of page